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介護はクリエイティブな仕事


介護福祉士受験対策講師の佐藤です(*^^*)

みなさんは福祉業界に対してどのようなイメージを持っていますか?  まだまだ福祉のイメージは、3Kと呼ばれるネガティブなものかもしれません。 私は「介護はクリエイティブな仕事」だと思っています。 介護をクリエイティブと表現させていただくきっかけは、都内にある有料老人ホームの施設長の講話を聞いたときでした。 私の考える介護のイメージにぴったりな言葉を探していた時に、「クリエイティブな仕事」に心から共感できました。  そう、まさに介護の仕事は「クリエイティブな仕事」だと思っています。 正解がないからこそ、いろんな業界へ展開できるチャンスがありますし、大げさに言うと、何をしたって、利用者の願いが叶ったり、喜びや活力に繋がれば、それは正解なんです。 自分の仕事は、ただの排泄、入浴の手伝いだと思ってしまったらそこまでですが、その人の生活をコーディネートするクリエイターだと思えば、少しわくわくしませんか? 旅行に行ったっていい、地域に開けたカフェを作ってもいい、会いたい人に会いに行ってもいいんです! 知っている施設では、今日をどう過ごすかは毎日利用者が決め、日々それらを実現するような施設もあります。 「浅草に行ってお蕎麦が食べたい」「旅行に行きたい」「スカイツリーに行きたい」「学生と歌を歌いたい」「学校でみんなでお昼を食べたい」…決して職員数が十分ではありませんが、全てを叶えている実行力には関心しました。 「オムツ交換かぁ…」「早く食べ終わってほしい」そんなマインドではなく、「さぁ、明日はどんなことをして、どんな言葉で、今日も良い1日だったと思ってもらおうかな~」と考えることで、随分モチベーションも変わるのではないでしょうか。 当然企画力も求められますが、人の人生に関わる以上、その企画力は人に大きな影響を及ぼしますし、とても深いんです。 時間やお金をかけずに出来ることも沢山あります。 ただ、そのような企画を実現するための環境は大事だと思っています。 もし現状に満足いかないことがあるとすれば、どうか介護の世界から離れるのではなく、まずは自分に合う場所を探すことからしてもらいたいと思います。 「介護はクリエイティブな仕事」それを感じられる場所が必ずあります。 そしてクリエイティブな介護こそ、働きがいに繋がると思っています。 「でも…」「無理」と諦める前に、「まずやってみる」を意識できると良いですね。

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