top of page
  • 執筆者の写真佐藤 真基子

1年間の新人研修

介護福祉士国家試験対策講師の佐藤です。

全国で介護福祉士国家試験合格を目指すみなさんをサポートしています。


今日は野球一色ですね!

日本優勝!おめでとうございます🏆️🏅


そんな今日は、施設研修がありました。

1年間、住友商事さん主催の定着者支援「介護FIKA」の研修講師として、1年目の職員さんに対し研修をさせていただきました。

今日は、1年間続けてきた研修の最終日。


研修とはいうものの、介護福祉士講師と、お笑い芸人さんがファシリテーターとなり、新人職員と「雑談」をベースに、ざっくばらんに現状を語り合う(共有する)というものです。


お笑い芸人さんを起用するところがさすが住友商事さまさまですね✨



介護労働安定センターが行った「令和3年度 介護労働実態調査」では、1年未満で辞めた人の割合は35%でした。


期待に胸膨らませ入社したはずなのに、1年未満で辞職せざるを得ないなんて残念…


一方で、50%以上の人が今の勤務先に限らず「今の仕事を続けたい」と答えており、職場に不満はあっても、介護の仕事は続けたいと考えているという結果が出ています。


このような状況を踏まえ、1年未満の離職を防ごうという取り組みとして始まったのが「介護FIKA」です。


離職理由で最も多いのは「人間関係」。

1日の活動の大半を職場で過ごすとなると、働く場所や働くメンバーって、すごく重要ですよね。


私としては、受け入れ指導する職員と新人職員、双方の姿勢や意識が大切だと思っています。


研修では、新人職員の悩みや困りごと、成長事例や成功事例などを、雑談形式で共有し、その内容を施設側へフィードバックします。

思いを言語化し、自分を客観視しながら現状を把握したり、悩みを共有したり、芸人さんに笑わせてもらったりと、すごく良い機会だと思います。


新人さんには、もちろん努力は求められますが、受け入れる側もきちんと向き合うこと、指導する責任があるということ、指導とは何かを考えることが大切なんですよね。


矢印を他人に向けるのではなく、自分に向けることで、歩みより支え合うことができるのではないでしょうか。


何はともあれ、本日で1年間の新人研修は終わり。

1年間を共にすると、成長が手に取るようにわかり、嬉しくなりました。


介護の仕事は、複雑で多忙で大変な仕事だと思います。

この超高齢者社会の危機的状況の中で、この仕事をしている皆さんには本当に頭が下がる思いです。


身体機能、認知機能、感覚機能が私達とは違うことを前提に、理解しようとする姿勢を大切に。

そして、病気や症状、支援方法を学び続けてほしいと思います。


大変なことばかりではなく、楽しさや魅力を伝えていってくれると願っています。



.

.

.

【第36回介護福祉士国家試験対策】

お問い合わせはLINEから(LINE→@bnm4313i)

1️⃣オンライン対策授業

2️⃣『これだけ覚えろ』合格テキスト

3️⃣過去問アプリ

4️⃣模擬問題集(3回分)


あなたはどうやって合格を目指す!?

📕



閲覧数:39回

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page