夜勤帯の実態
- 佐藤 真基子
- 2019年3月15日
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介護福祉士受験対策講師の佐藤です(*^^*)
みなさんの施設の夜勤体制はどのような形ですか? 私は、8時間夜勤、16時間夜勤どちらも経験していますが、やはり人間の身体のメカニズムとして身体がお休みモードになる夜間の勤務は、8時間でも日勤帯とは違う疲労感がありました。 16時間夜勤となると、朝はねむくて判断力が鈍る、そんな経験をしました。 それでも介護の仕事は24時間365日絶えずサポートが必要ですので、夜勤はなくてはならないもの。 心身への負担が非常に大きい長時間の労働を引き受け、人手不足の現場を支えている介護職員が数多くいらっしゃることには、頭が下がります。 📷 介護施設の夜勤の実態を調べた最新の調査レポートを見つけました。 調査は特養や老健、グループホーム、小多機などが対象。昨年6月に実施し、132施設、3646人から有効な回答を得たという。 それによると、1回の夜勤が16時間以上に及ぶところが81.1%にのぼっていたそうです。 夜勤の体制をみると、全てのグループホーム、5割超の特養が1人夜勤。 夜勤明け翌日の勤務もある、と答えたところは全体の37.8%となっているそうです。 仮眠はおろか休憩にすら入れないケースも少なくなく、長時間の夜勤は健康リスクが伴い、利用者の安全リスクも生じてしまうのでは…と懸念されますね。 夜勤手当がつくから夜勤をやる!という若者もいますが、いつかダメージは蓄積されます。 職員がいないからしょうがないという施設もあるでしょう。 それでも負のスパイラルに陥る前に、目の前の課題にスピーディーに着手することが大事だと思っています。 その他、ご質問はお気軽にご連絡くださいね(*^^*)