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家族介護の悩み 

介護福祉士受験対策講師の佐藤です(*^^*)

先日、『認知症の祖母がのパンツに大便が付着していて困っています』とご相談をいただきました。 このように、在宅介護では、介護を引き受ける家族の悩みが絶えないのが現状です。 また、認知症といっても幅広く、人により症状の現れ方は様々ですので、一概に『ではこれを』と一言で支援方法を指し示すことができません。 むしろ周辺症状は、環境やケアの方法で悪化や併発が左右されますので、適当なアドバイスはできません。 📷 介護福祉士として、家族への助言や指導も役割のひとつですから、やはり専門的知識や経験が必要だと感じています。 さて、この相談者の方ですが、対象者がアルツハイマー型認知症でしたので、まず初めにアルツハイマー型認知症の概要を伝えました。 認知症とはどのような病気で、どのような症状を持つのか、それを知るだけで『こうゆうものなのか☝️』と家族は安心します。 そして、対象者の症状を細かく聞き、症状が現れる要因をいくつか提示しました。 すると真の原因が見えてきます。 そこで初めて、具体的な対応方法を提示できるのです。 介護をする上で大切なことは、真の原因を根本から取り除こうとする視点です。 目の前の出来事に対処する対応力も、もちろん大切ですが、原因にアプローチしない限りは同じことの繰り返しです。 原因を探ることは時間を要しますが、ここに時間をかけたら後が楽です。 私が以前働いていた職場では、申し送りの際に簡単なカンファレンスをしていました。 小さなことでも、『あー、あの人いつもそうだから』と流さずに、『なぜ?』と原因を話し合い、次の対応を必ず決めてから申し送りを終えるのです。 毎日簡単なカンファレンスを行うだけでも効果はあり、10年以上も前のザ・従来型の施設でしたが、すごく穏やかでした。 家族介護に悩まれている方、ぜひLINEからご相談下さいね(*^^*)

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