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相手の期待値を越えられる人財に

ケアワーカースクール代表 介護福祉士国家試験対策講師の佐藤です。

能力は高くても、やはり信頼できたり必要とされるのは、「人間力」だよね、という言葉を耳にする回数が多いですよね。

その割には、定義が曖昧ではっきりしていないように思います。



私は、人間力とは利他の精神を持っている人ではないかと思っています。

また、人間力の低いは利己的な言動の多い人と捉えると、少しすっきりしませんか?

他のスキルと違い、定量的に高低を語られるようなものではなく、あくまでも「他人に対する姿勢」を表すもので、もっとわかりやすく表現すると「相手の期待値以上の結果を作り出せる人」なのかもしれません。

期待値どおりの成果が得られた時、相手はその成果に対して「満足」します。 また、期待値を上回った成果を出せば「感動」してもらえますし、大幅に超越すると「感謝(感激)」されます。

一方で、期待値に及ばないとき相手は「不満」を感じ、大幅に下回ると「怒り」すら覚えることになります。

そして、相手の期待値を上回ろうとする姿勢が良くなると、姿勢だけでなく実績までついてくるようになります。それが「人間力」の凄いところです。

私が学校職員の頃は、これまで「頼まれた仕事は必ず引き受け(絶対に断らない)、やり遂げる」こと、更に「相手の期待値を越えて仕上げる」ことを徹底してきました。

信頼や実績、チャンスは、これらの積み重ねだと思っています。

何事も手抜きをせず、責任を持ってやり遂げることは最低限ですが、そこに「完璧」を求めたり「期待値を越える」ことをプラスすると自然と評価され、必要とされる人材になります。

職員は、4種類の「ジンザイ」、すなわち「人財」「人材」「人在」「人罪」に分かれます。 「人財」は人材の中でも特に貴重な存在のこと。 「人在」は会社にただいるだけの人。 「人罪」は会社にいること自体がマイナスになるような人のことです。

誰からも必要とされる、貴重な「人財」でありたいと思いませんか?

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