勉強したのに忘れてしまうのはなぜ？

みなさんも、「勉強したことを忘れてしまう」こんな経験ありませんか？

勉強したことを忘れてしまっては、残念ながら合格の兆しが見えません。

ドイツの心理学者「ヘルマン・エビングハウス」が提唱した、人が忘却するメカニズムによると、

２０分後には４２％忘れ、

１時間後には５６％忘れ、

１日後には７４％忘れ、

１週間後には７７％忘れ

１ヶ月後には７９％忘れる。

という結果が出ています。

努力が無駄になった気がして悲しいですよね。

それでも人間は、忘れる生き物なのです。

記憶を定着させるためには、とにかく「復習」するしかないのですが、カナダのウォータール大学で行われた研究結果によると…

1度学習した後に、長期記憶を維持するためには、24時間以内に10分間の復習を、そして7日後に5分間の学習を、そして30日以内に2~4分の学習をするのが効果的だと実証されています。

記憶を司る「海馬」という部位は、不要な情報を適宜捨てていってしまうため、繰り返し復習をすることで「これは重要な情報だ」と認識させることが重要です。

結果として、短期記憶が長期記憶に移行することになるわけです。

やみくもに勉強するのではなく、勉強方法も工夫しながら頑張っていきましょう。

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